心を落ち着かせ動物と仲良くなるための方法②

前回はグラウンディングという物を紹介しましたが、僕の場合もう一つも並行してやっている師がハートスペースと呼んでいる方法を紹介。記事分類がアニマルコミュニケーションになっていますが、まずは、心を落ち着かせる方法と言う意味のみの内容として読んでみてください。

一色まことさんという漫画家さんが書かれている、アニメにもなった「ピアノの森」というお話を見たことがある方はいますでしょうか?そのお話の中で、普段はちゃんと弾けているのにコンクールでは緊張してうまく弾けない女の子に主人公はこう言います

「自分の一番好きな場所を思い浮かべて」

まさにこれ、師匠であるローレン先生が「ハートスペース」呼んでいる精神統一方法なのです。アニメの中ではおの女の子は好きな場所を「トイレ」と言います。トイレと言ってもお金持ちのお嬢様なので、10何畳もあるようなだだっ広いトイレなのですが、そこで座りながら飼っているレトリバー(ウェンディ)のふわふわの毛を撫でているのが一番心地よい時間だという。

極度のあがり症の彼女はこれにより

ピアノの椅子をトイレに変え

周りを草原にし

 

 

 

ピアノを弾きながら、走るウェンディと並走移動、コンクールで入賞いたします。
と、きっとなにそれとみていた人は思ったかもしれませんが、まさにハートスペース、でこれは「自分が一番心地よい場所にいると脳をだます」という『技術』になります。スペースにいることが維持できると、そこにいる間は自我を捨てた状態となり、無意識でできるようなものは行動が出来るようになります、瞑想でも自我は捨てられますが、瞑想しながらではピアノは弾けないがハートスペースなら可能という感じです。


グラウンディングにしろ、ハートスペースにしろ、詳しくはローレン先生の本をぜひ読まれてみて欲しいのですが筆者はこの通りのままでは難しく、直接指導を受けたのち、内容を少し変えたものでスペースに入れるようになったので、筆者の方法とポイントを書いてみます。

僕の場合は最初に長~い下りのエスカレーターに乗ります、ただ乗るだけでなく、手すりの質感、乗ったときの引き寄せられる感じや、足元の金属の感じを感じます

 

エスカレーターを降りた先にはエレベーターがあります、ボタンを押してドアを開けますが、ボタンを撫でるように触り、形や材質間、押したときの感覚なども感じます、ドアが空いたら、エレベーターの扉と扉の重なる部分?を触りながらその感覚も得ながら入り込みます、中では同様にボタンの感覚を感じながら押して閉めます

エレベーターを出ると散策路に出ます、道は砂利だったり土だったり、ウッドチップが敷いてあったりするので各材質を踏みしめたりして足の裏の感覚を感じながら歩いていきます。僕の場合は自分の足元(自分の足)を見ると入りやすかったです(逆にこれがだめという方もいました)

 

進んでいくとキャンプ地があり

 

 

 

ここでカップにコーヒーを注ぎ、お湯の蒸気やコーヒーの香り、カップに伝わる熱などを感じつつ、チェアに深く腰掛け、風の感じを感じたり、鳥や虫の鳴き声などに耳を傾けます。僕が意識しているのは五感で感じる事、スペースにいる間、時々自分の足元を見る事、目を向けた方向によってそこにあるものが目に入ってくること(その場にいる状態にする)

 

ハートスペースには入れている間は現実と夢の中間みたいな状態になってます、瞑想との違いは先ほど書いた通りです。これがすんなりできるようになってくると入れていれる時間、容易さに比例してアニマルコミュニケーションもできるようになりますが、そういう事考える以前に、心身ともにリラックスできる効果がわかると思います。

イライラしている時、悲しい時、怒っている時などこの作業をしてから自分のペットや、特に屋外であった動物に接してみてください、仲良くなりやすいと思いますよ。