命を奪うという事

先日発売された月間漫画雑誌ビッグコミック19号掲載の「しっぽの声」30話(里親詐欺前編)はついにあの闇について切り込んだものでした。

この漫画、実際会ったケースが元になってるとしか思えない内容があり、毎回興味深く読んでいますが、今回は大ボス中の大ボス、ドラクエで言うとゾーマクラスの闇かなと思います。(伝わらないかも)

これについて書きだすと、本が数冊で来てしまいそうなので、ざっくりと書きたいと思います。

動物が好きな人もいれば動物が嫌いだったり、苦手だったり様々な人がいます。怖い!と思う人は大人しくしているチワワでさえ怖いものなのも知っています。

私は動物は好きですがたばこは苦手です、匂いが付くし、同じ部屋で吸われるとコンタクトはダメになるし、けど、気を使って吸ってくれる人には同じ部屋でも吸ってもらってるし理解はしています、でも、ポイ捨てやくわえたばこは嫌いです。

道に落ちているワンちゃんの排泄物が好きな人はいないでしょう、でも悪いのはは散歩中にしたワンちゃんでしょうか?

動物は好きですが、駆除の対象になっている生き物がいるのも知っていますし、駆除する事になるまでに至ったそこまでのいきさつに思う点はあれど、その行為に反対する気はありません(例外はあるかも)。

害獣などと言われる動物達をハンターが銃で撃ったりする場合でも、中には達成感のような「楽しみ」を持つ人、もしくはその瞬間が無いとは個人的には思いにくいです…が、たとえそうだとしても、なぶって仕留めるようなことはないと思っています。

害獣といわれる生き物でなくても、我々の食卓にならぶ生き物たちは、その生き物を頂く、命を頂くという事に敬意があるべきだと思うのです。

中には野生の鳥や、野良猫などに矢を打ち込んだりするニュースを度々みますが、当然、これは許されるべきの物ではない、罪深い行為なのですが、野外で生活する生き物がハンターに狙われるのはまだ仕方ないと思うところもあります。

ただ、人に慣れるよう、人になつくよう一生懸命愛情に触れさせて、人を信頼してくれるようになり、自分から近寄ろうとしてくれるようになった動物達とわかっているうえで、いたぶり死に追いやる行為というのは色々な「命を奪う行為」の中でも別格に、果てしなく、罪深い行為だと私は思うのです。