パラコードで自作リード、アクセサリー作りその1


パラコードという素材をご存知ですか?パラシュートコード、つまりパラシュートに使われている紐の事です(そのままですね)
このコード、用途からしてみたら当たり前ですが、非常に丈夫でいて、ハサミなどで切れば簡単に切ることが出来ます。これを使って普段から使う物や、身につけるものに組み込むと結び方にもよるのですが、材料が比較的安価で万が一の時にある程度の長さの丈夫なロープを手に入れることが出来て、定期的にやらないと忘れてしまうロープワークの訓練になり、趣味にすればスキルと装備が知らずのうちに用意され、万が一の時にも安心かと思います。

パラコードは、最近はカラフルなものが増え、2ミリ、3ミリ、4ミリと大手通販では見られ、細いものはアクセサリー系に向いてるので一時期割高でしたが、今は30mで1000円くらいで購入できます。

以前、作った自作リード。スーパー胴輪用に短めに作ったのですが、それでも太さ4ミリで450センチくらいのパラコードを二本使用、ヒバリ結びから4つ編みにしてるだけ、輪にするところがちょっと大変ですが、全体の編み方は簡単ですし強度は申し分ないと思います。それでいて万が一の時には5m近いロープが2本確保可能。ナスカンはホームセンターで1個250円くらいでしたがリードに使うならナスカンは100円ショップにあるようなやではなく、しっかりしたものを選ばれたほうがいいと思います。

筆者はボースカウトのカブスカウト隊(小学3~5年生年代)の隊長をしているのでこれを使ったプログラムもやるのですが、写真は1mちょっとのパラコードを使ったブレスレット。大人だと2mくらい(編み目にもよります)でしようか?

一瞬でばらせる編み方もあるのですが、これは鎖編みというやり方で作成、一瞬でではないですが最後に通したところを焼き止めするだけなのですぐばらせます。バックルは30個800円くらいで購入。子どももなので編み方は緩いですが、コツをつかむまではかなりの時間を必要としましたが、最後には2分くらいで編み終える子もいました、防災とロープワークは切っても切れないと思いますが多分ここが皆さん苦労するところではないかなと思います。
僕の教室ではロープワークは率先して取り入れていくので興味がある方は機会がありましたら是非ご参加ください。