情操教育とは

お子様の情操教育として生き物のお世話をさせるというという方法があり、実行なさっているご家庭も多いかと思います。生き物の尊さを身近で知ったり、むくな愛情を注いでくれる動物と触れ合うことはとても良いことだと思います。

でもちょっと待ってください

個人的に、それはどうかな?と思うことに、お子様に「これはあなたの犬だから全部あなたが面倒見なさい」と、そう言った感じで全部子供にやらせようとするご家庭もいらっしゃるようですが、それはどうかなと思います。

例えばですね、ご夫婦の間に子供が生まれました、その時旦那さんが

「これは君が産んだ子なんだから君が全部面倒見なよ」と言ったらどうでしょう?という事なのです

実際に小学校3年生くらいのとても小さな子が小型犬ではありますが一人でお散歩させて片方でリード、もう片方の手にお散歩バックを持ち、ヨタヨタお散歩しているところを見たことがあります、なんでもなくても両手がふさがっていますから転んだら危険ですし、なんでもなくても歩くのがやっとな様子、何より連れているのは生き物です、引っ張られて転倒、持ち切れずにワンちゃんが逃げてしまうかもしれない、そのワンちゃんが事故にあったり、人や他の動物を噛んだら?

実際に引きずられて線路に飼い主ともども入り込んで電車にひかれてしまった事故や、逃げた後車で引かれてしまったワンちゃんお話はあります。

もし、うっかり事故にあい、ワンちゃんが事故や、他人のペットや人に危害を及ばせたら、とても心に傷を負う、心にクサビを打ち込ませてしまうと思います。

僕のせいでこうなった。と思うと思いますし、ご両親も「ちゃんとあなたがやらないから死んじゃったでしょう?」と叱るのでしょうか?そういうことを考えると、誰も幸せになれないし、情操教育の目的から逸脱してしまうと思うのです。

正直、ワンちゃんのお世話は特に、家族の誰か一人がするというのはHarmonyではお勧めしません。ペットは家族という考えならなおさらです。

それは先にも書きましたが旦那さんが奥様に「あなたが産んだ子なんだからあなたが全部面倒見なさい」と言うのと同じことで、そういう家庭はどのような影響を家族にもたらすか?と考えれば答えは出てくると思います。

家族なら、みんなで協力して家族全員の心を繋ぐのが本来と思います。ですので、小学生ぐらいうまでならぜひ、ダブルリードでリードを二本つけて保護者の方がなにかあっても対処できるようにフォローしつつ面倒をみさせてやるのが良いと思います。

見守りでついていらっしゃる方も見かけるのですが、後ろからついていくだけでは対処は無理です 、実際はしっかり持っているのは親のほうなんだけど、「○○君がちゃんとやってくれてるからワンちゃんもうれしそうだよ」などと声をかけてやり、うまく演出して気持ちを育てていく方が情操教育の正しいやり方では?と思うのです。

小さな子には散歩はやらせない…というのもちょっと違うと思います。また、大型犬は子供には危ないから面倒は見させないというのも違うと思います。手をかけさせないと、ワンちゃんとの絆が深められないからです、お手本の見せ方や、思考を停止させないよう、ちゃんと自身の考えの中でやっているように思わせながら取り組ませる…これも安全確保などは保護者の手腕にかかっています。

情操教育で動物を家庭で飼って気持ちを育む行為はとても良いものだと思いますが、ぜひ、みんなで取り組む方法で実践していただけたらより、皆が幸せになれると思います。