ペットが食べたら危険・平気?記述が違うことが多いわけ

ペットの救急隊(ペットセーバープログラム)でもペットが食べたら危険な食べ物、植物などお伝えしていますし、色々なメディアからもリストなどでていますので目にしてる方も多いと思います。食材などに含まれる栄養素など、専門的な観点からのお話は栄養学担当スタッフに執筆依頼中なのでそれに含まれた成分とは違う別の視点でお話したいと思います。

チョコレート、ナッツ類、タマネギ、ブドウ、キシリトール、アルコールなどはダメだというのは多くの方が自分で見聞きしたり調べたりしてご存知と思います。

ただ、同じものでも言ってることに差が出るものがあってこまったなんてことはないですか?

先日の講習会ではお配りした資料の中に、とあるケースに対して「民間療法ではアロエが使われることがある」という記述しました。さてこのアロエ、ワンちゃんに食べさせてもOKだと思いますか?

おそらく、調べると食べても問題ないというところと、食べさせてもよいというところと別れるんじゃないかなと思います。

ここでいったん例を別のものにします。

スイセンは人も動物も中毒を起こす、人もニラと間違えて食べて毎年なくなる方も多い危険な植物ですが、ニラは人も食べますよね?植物名だけではなくて科目、属性でみてみますと

スイセン:ヒガンバナ科・スイセン属

ニラ:ヒガンバナ科・ネギ属

どちらもヒガンバナ科で片方は動物が食べたらだめという事でも有名なネギ属、彼岸花は人も口にしたら危険な植物ですのでペットセーバーの講習でも危険な植物として当然載せています。

再度アロエに戻します

アロエを食べさせてはだめというのはユリ科だから(ツルボラン亜科)ダメという話と、逆に良いという根拠はユリ科(正確には違うみたいですが)だけどネギ族ではないから大丈夫という話からなようなのですが…

動物も人も同じようにあうあわないもありますし、植物は特に不安定と思っていますので、血止め、再生能力補助に使うのはありとしても、食用にペットに食べさせるのはリスキーかなと個人的には思うのです。

不安定等の言うのはシシトウに例えてお話しますと、シシトウ、食べても辛くないのと辛いのとありますよね?辛くなる要因としては植物のストレスと、日照時間や水分による要素が大きいそうです、植物は環境の違いで大きく変わるというのも忘れてはならないと思うのです。

シシトウは愛犬や猫ちゃんに食べさせる人はいないと思いますがシシトウはナス科のトウガラシ属です、ナス科でワンちゃんたちに食べさせてはいけないものにパプリカがありますが、パプリカやピーマンもナス科のトウガラシ属なのです。

仲間なんだけど変化して大丈夫になった・・・はずなんだけど、大丈夫じゃなく気候によって変身しちゃう可能性、致死量なんて言葉もありますが、少し食べても大丈夫、ってお話も、その「大丈夫」の意味合いもいろいろあるというのも考えてみたほうがいいかもしれません。

もし、本などで見て、この「大丈夫」のレベルにばらつきがあるようでしたら、その植物がなに科のなに属かしらべたり、ルーツを調べると答えが出てくるかもしれません。