「クレートにならす」とは?

度々話題にしますが、ペットとの同行避難について関心が高まりつつあり、「普段からクレートにならしておく」という記事はよく見かけます。

しかし、はて?クレートにならすとはどのように受けとるかといえば、これは読み手の環境でバラバラかと思います、やり方は色々あると思いますが、アウトなやり方でやってしまうと、ただただクレートが嫌いになってしまいますのでそれは避けたいところです。

クレートにならすのはワンちゃんはもちろん、猫ちゃんも必要です。猫ちゃんは避難時にクレートに入れての避難が必須になってくるからです。結構、クレートに入れるのに手こずっていたりする方も多いかもしれませんが、、まずは実践してほしい最初の段階を書きます

クレートトレーニング1段階目

その1クレートを買う

お勧めは色々ありますが、とりあえず何か購入します。宝くじと同じでない事には何も始まりません、迷ったら写真のリッチェルシリーズがお勧めです。

その2.扉を外して部屋のどこかに置く(扉は外してしまい、閉めるという事はまずいったん忘れてください。)

クレートにならす編 終わり

1段階目はこれで終了です。1週間くらいオブジェのつもりで置いておきましょう。何ならずっとそのままでもいいくらいです。

これで終わり?と思うと思いますが、もちろん、特にワンちゃんはこの後色々ありますが、「ならすとは」まずはこれで十分だと思います、

その後はやはり扉は外したまま、おもちゃを入れてみたり、オヤツを入れてみたり、中に誘うにしても自由に出入りさせてあげてください、

まずは中に入れて扉を閉めるというステップは一度忘れて欲しいのです。

逆に言うと、例えば、いきなりオヤツなどをクレートの中に放り込み、入ったら扉を閉め、騒いでも我慢させる…これをいきなりやるのは絶対にNGです、それをするとクレート大嫌いなトラウマ犬(猫)の出来上がりです。

まずは害がないものだと認識させ、その後は中に入ったらたら良いこと(御飯がもらえたり、褒めてもらえたり、安全地帯だったり)があると認識させていくのですが、少しずつ段階を得て覚えさせていくため各段階は動物の学習習得のタイミングの意味合いで、各ステップ約1週間は様子を見たいところです、時間がかかるので決して慌てないで欲しいと思います。

とはいえ、ワンちゃんはいろいろありますが、猫ちゃんのクレートトレーニングは簡単です。

ネコは扉を外したクレートの中で毎食あげるだけ

ご飯をあげる前に「ハウス」とか「入って」とか何か言葉を決めておいて、それをいってからクレートの中にご飯を入れてあげるだけですぐに入るようになるはずです、そのうち勝手に自分から中に入るようになると思いますが、この時、言葉をかける前に中に入ってしまったら出るまで待って、言葉をかけてから入らせてご飯をあげるのがいいと思います。

我が家の場合はケージの中にクレートを入れています。ケージにいるときに(就寝中など)地震など怖いことが起きたときに「入って」のコマンドで入ってくれるためその後の避難が容易だからです。

猫なので、あえて入り口を狭くしています

現在我が家の愛猫はごはん中は扉を閉めているので、ご飯の器は一番奥に入れずに器一個分手前に置いています。でないとうまく食べれません。

最初に書きましたが猫はクレート必須になるため、その方法、手段もいろいろあり、例えば洗濯ネットに入れてから中に移動させる等もありますが、クレートの中が安全地帯と認識し、飼い主の指示や、指示しなくても地震等、怖いことが起きたら勝手に入ってれば楽ちんだとおもいますし、より、スムーズな避難もできると思うんです。

やっていくうえで問題点などあれこれ考えて躊躇している方も多いと思いますが、犬にしろ猫にしろまずはクレートをオブジェトと思っておいておく。と、まずここから是非初めて見てください。

犬の場合、どうしてもクレートそのものの警戒が解けない子もいると思います、奥が暗かったり、行き止まりで閉じ込め警戒してたり様々だとおもいますが、それにはその子に合わせて色々考えて慎重にトレーニングを進めたほうがいいと思います、先日の公演では段ボールの箱を筒状にして(行き止まりがない)その中に入れる(通過できる)ように出来るところから始めるというお話もあったくらいです、ちょっとこれどうかな?と思ったときはお気軽にご相談ください。

また、うまく入れるようになっても、例えばクレートにいれ扉を閉めるのは病院に行くとき、長時間お留守番するとき「だけ」など、嫌なことがある時だけ入れるようにはしないように注意してくださいね。